はじめての船釣り、どこから始めればいい? 乗合船デビューの手順を解説

アジ船の出船前、乗合船のデッキに並ぶ釣り人たち 船釣りのキホン
アジ船の出船前、乗合船のデッキに並ぶ釣り人たち

どうも、ふねオジです。

「船釣りに興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」という声をよく聞きます。釣り具屋に行っても、ネットで調べても、情報が多すぎて迷う。そういう人のために、この記事では乗合船デビューまでの手順を順番に整理します。

まず「乗合船」を選ぶ理由

船釣りには大きく3つのスタイルがあります。

乗合船は、船宿または個人が運営する船に複数の釣り人が乗り込むスタイルです。1人から予約できて、道具のレンタルもある。初心者には迷わずこれをすすめます。

仕立て船はグループで船を1隻貸し切るスタイル。費用は高くなりますが、仲間と気兼ねなく釣りができます。まずは乗合で経験を積んでからでいいです。

レンタルボートは自分で操船するスタイル。免許が必要なケースもありますし、初心者にはハードルが高い。これは上級者向けです。

釣り物を決める

乗合船は「釣り物」ごとに船が出ています。何を釣るかを決めてから船宿を探す、という順番です。

ライトアジ(最もおすすめ)

初めての1本として、迷ったらライトアジを選んでください。通年楽しめて、釣果が安定していて、食べておいしい。道具も軽くて扱いやすく、仕掛けもシンプルです。船宿のレンタルタックルで十分対応できます。乗合料金は東京湾で8,000〜10,000円程度。コスパも高い。

タチウオ(夏〜秋がおすすめ)

夏から秋にかけて東京湾で人気が高い釣り物です。あの引きの強さは一度味わったら忘れられない。ただし時期によって難易度が変わります。型がそろう盛期(8〜10月ごろ)を選べば初心者でも十分楽しめます。

タイラバ(実は意外と初心者向け)

「タイラバは難しそう」と思われがちですが、実はそうでもありません。タイラバヘッドを落として一定速度で巻き上げるだけ。コマセ真鯛のように撒き餌のタイミングや量を気にする必要がなく、動作がシンプルです。ただし釣れる時期・海域が限られるので、船宿に「今タイラバで釣れていますか?」と事前に確認してから行くことをすすめます。

船宿の探し方・予約の仕方

釣り物と出船する港を決めたら、船宿を探します。「東京湾 ライトアジ 乗合」などで検索するか、釣果情報をこまめに更新しているサイトを使うと船宿が見つかります。選ぶときのポイントはこのあたりです。

  • 釣果情報を頻繁に更新しているか
  • 初心者歓迎の記載があるか
  • レンタルタックルがあるか
  • 女性トイレの有無(長時間の釣行では重要)

予約は電話が基本の船宿が多いですが、最近はネット予約に対応しているところも増えています。初めての場合は電話して「初めてなんですが」と一言伝えると、丁寧に説明してくれる船宿がほとんどです。

当日持っていくもの

タックル

レンタルを使う場合は不要ですが、自前で揃えるなら釣り物に合わせた船竿・リールが必要です。

ライトアジであれば、ライトゲーム用の竿(全長1.5〜2m程度)と小型の両軸リールが基本です。ぼくが長年愛用しているのがプロマリン バトルスティック船 180L。有名ブランドでもないのにずっと愛用しているのは、グラスソリッド素材の粘りと食い込みの良さが絶妙だから。しかも、価格は数千円台という信じられないコスパなので、絶対おすすめです。ただし、ガイドの耐久性だけはいまひとつなので、釣りが終わったらしっかり水洗いをしておきましょう。また、人気商品のため在庫切れになることがあります。ちなみに、竿のよしあしは値段とは無関係です。これは覚えておくといいと思います。

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リールはシマノ ゲンプウ 200PGが入門用として定番です。バトルスティックとセットで揃えても1万円前後。これにPEの1号か0.8号を巻いておけばライトアジはじゅうぶん楽しめます。右巻きと左巻きがありますが、初めてなら利き手で巻くモデルでいいでしょう。竿とは対照的に、機能が同じならリールの性能は値段に比例します。もしもうちょっとスムーズだったり、丈夫だったりするリールがほしいなら、スペックが同じで値段が高いリールを買えばOKです。

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服装・持ち物

レインウェア(必須) 波しぶきと雨の両方に対応するために、1着は持っておきたい。ゴアテックスの高級品は確かに快適ですが、最初はダイワ レインマックス®あたりで十分です。防水透湿性能と価格のバランスが良く、釣り用として必要な機能は揃っています。

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デッキブーツ(長靴)(必須) 船のデッキは濡れています。普通のスニーカーでは滑るし、濡れると不快です。釣り用のデッキブーツを1足用意してください。ぼく自身はシマノの上位モデルを使っていますが、現行モデルはかなり高い。コスパで選ぶならプロックスのショートデッキブーツで十分です。

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アフィリエイトにはなりませんが、ワークマンのブーツもかなり使えます。防水性・滑りにくさともに船釣りの用途には十分で、価格は釣り専用品の半額以下。近くにワークマンがある方はぜひ試してみてください。

ヒップガード(地味に重要) 船のシートは硬い。長時間座り続けると想像以上にお尻が痛くなります。さらに重要なのが、レインウェアへの穴あき防止。高いレインウェアをシートで傷めるのはもったいない。ヒップガードはそのための道具です。プロックスの低反発タイプで十分で、ダイワやシマノの高価なものを買う必要はありません。

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そのほかの持ち物はこのあたりを押さえておけばOKです。

酔い止め薬 船酔いは体質によるところも大きいですが、「飲んでいれば防げた」ということも多い。船釣りベテランの間で信頼度が高いのがアネロン「ニスキャップ」です。ぼく自身も愛用しています。乗船30分前までに服用してください。用法用量を守って正しくお使いください。

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  • 帽子・サングラス(日差しと仕掛けの飛びかけ対策)
  • クーラーボックス(釣れた魚の持ち帰り用。船宿で氷を買える)
  • 昼食・飲み物(売店がない船宿がほとんど)

当日の流れ

受付(出船1時間前が目安) 船宿で乗船名簿に記入して乗船料を払います。「初めてです」と伝えると釣り座を案内してくれる船宿が多い。

乗船・準備 荷物を釣り座に置いてタックルをセットします。仕掛けの付け方がわからなければ船長や乗客に遠慮なく聞いてください。今はレクチャーをしてくれる船宿も多いですし、聞かれて嫌な顔をする人はほぼいません。

出船〜釣り開始 ポイントに着いたら船長の合図で釣り開始。「水深◯メートル」などと船内アナウンスが入るので、指示に合わせて仕掛けを落とします。

沖上がり 終了時間になったら沖上がり。釣れた魚は氷の入ったクーラーボックスに入れて持ち帰ります。船宿によっては簡単な下処理(血抜きなど)のサービスがある場合も。

まとめ

手順をまとめると、①釣り物を決める → ②船宿を探して予約 → ③道具を揃える(またはレンタル)→ ④当日は1時間前に集合、以上です。

難しく考える必要はありません。最初は「ライトアジ・レンタルタックル・初心者歓迎の船宿」この3点で選べば間違いありません。


次の記事では、東京湾のおすすめ船宿を紹介する予定です。

――ふねオジ

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

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