東京湾の船宿、どうやって選べばいいの?初心者が失敗しない6つのポイント

東京湾の港に係留された乗合船と釣り人たち 船釣りのキホン

どうも、ふねオジです。

船釣りを始めようと思ったとき、最初の壁は「どの船宿を選べばいいかわからない」という問題です。ネットで検索すれば船宿はたくさん出てくる。でも、どこも似たように見える。

この記事では、船宿選びで失敗しないための6つのポイントを解説します。

ポイント① 釣り物とポイントに近い港から選ぶ(最重要)

船宿選びは「どこへ釣りに行くか」から逆算するのが正しい順番です。

まず釣り物を決める。次に、そのポイントに近い港を選ぶ。そして、その港にある船宿の中から選ぶ。この順番を間違えると、釣り場まで1時間以上走る船に乗ることになります。

なぜポイントに近い港がいいのか。

ひとつは、地元の船宿の船長は釣り場の状況を日常的に見ています。気象の変化、潮の動き、魚の動向。遠くから来る船よりも肌感覚の情報量が違う。

もうひとつは、海の世界には「なんだかんだ言って地元が有利」という暗黙の空気があります。明文化されたルールでも何でもないのですが、ポイントに地元の船と他の港からの船が重なったとき、まあやっぱり地元の船が強い、ということは実際にあります。人間社会ってそういうものですね、海の上でも。

東京湾のポイントに集まる複数の乗合船
東京湾のポイントに集まる複数の乗合船

東京湾の主な港と特徴

東京湾には個性の違う港がいくつもあります。大まかに把握しておきましょう。

湾奥の船宿(東京湾岸エリア) 湾奥には規模の大きな船宿が多く、サービスが充実しているところが多いです。予約システム、設備、スタッフ対応など、いわゆる「商売上手」な船宿が揃っています。都心部以北に住んでいる人にとっては陸上のアクセスが良くて助かる存在です。ただし、釣り場が遠いのが難点。出船してからポイントまで時間がかかります。

川崎~横浜周辺 ライトアジ、シロギス、アナゴ、マダコなど、湾内の魚種に向いています。海も比較的荒れにくく、初心者には安心感があります。

柴~金沢港~金沢八景周辺 東京湾最大級の釣り船の基地のひとつ。全魚種をカバーできるオールマイティーな港です。ライトアジは基本的に八景以北の港でやっています。

平成港~大津~走水周辺 金沢八景に近いエリアですが、アジはライトタックルではなく本格的な船釣りのスタイルになります。その代わり、タチウオやマダイなどの釣り場に近く、こちらを狙うなら八景よりおすすめです。

港を出て沖へ向かう乗合船
港を出て沖へ向かう乗合船

鴨居~久比里~久里浜 通好みな印象が強いエリアです。釣りをある程度経験してから、という感じでしょうか。

千葉県側(木更津以北) ライトアジのポイントに近く、コスパの良いエリアです。ただしぼくは神奈川県在住なので実際には行ったことがなく、情報として紹介するにとどめます。

富津周辺 浦賀水道に近く、タチウオ・マダイ・マダコを狙うには良い港です。

ポイント② 釣果情報を毎日更新しているか

良い船宿は釣果情報の更新が早い。当日の釣果をその日のうちにブログやSNSに上げているかどうかを確認してください。

更新が止まっている、あるいは数日に1回しか更新されていない船宿は、釣果が芳しくない、あるいは集客に力を入れていない可能性があります。

そして、これは釣行後になるのですが、自分が釣りをした日の釣果の情報が正しく書かれているかを確認すると今後の参考にもなります。残念ながら、そうじゃない場合もあるわけですが、釣果情報の更新がマメな船宿のほうが正確なことが多いです。

ポイント③ 初心者歓迎・レンタルタックルがあるか

「初心者歓迎」の記載がある船宿は、対応に慣れているところが多いです。レンタルタックルが充実しているかどうかも合わせて確認してください。

最初のうちは自前のタックルにこだわる必要はありません。まずはレンタルで釣りの感覚をつかむのが正解です。

ポイント④ 女性トイレがあるか

地味に重要なポイントです。船釣りは出船から沖上がりまで4〜6時間かかります。トイレの有無は快適さに直結します。

女性はもちろん、男性でも長時間の釣行では気になります。予約の電話を入れるときに確認しておくと安心です。

ポイント⑤ 船長・スタッフの雰囲気を確認する

釣果情報のブログやSNSを見れば、船長の人柄はある程度伝わります。文章の雰囲気、写真、コメントへの返し方。こういうところに人柄が出ます。

Googleマップのレビューも参考になりますが、極端に悪い評価と極端に良い評価は割り引いて読む方がいいです。

ポイント⑥ 湾奥の大型船宿も選択肢に入れる

アクセスを最優先する場合、湾奥の大型船宿という選択肢は合理的です。釣り場は遠くなりますが、サービスの充実度と利便性で補える部分は確かにあります。

「とにかく船釣りを体験したい」という段階であれば、まずアクセスしやすい船宿から始めるのは悪くない判断です。

船宿を探すときに使えるサイト

船宿を探すときに便利なのは、釣り専門の情報サイトです。「釣り物 エリア 乗合」などのキーワードで検索するか、船宿まとめサイトを使うと効率良く探せます。

釣割のほか、体験・アクティビティ予約サービス(じゃらん遊び体験・アソビューなど)にも船釣りの乗合プランが掲載されていることがあります。予約のしやすさとレビューが確認できるので、初めての人には使いやすいかもしれません。

まとめ

船宿選びの優先順位をまとめます。

①釣り物・ポイントに近い港から選ぶ → ②釣果情報の更新頻度を確認 → ③初心者歓迎・レンタルタックルの有無 → ④トイレの確認 → ⑤船長の雰囲気をSNSで確認

最初の1回は「とにかく乗ってみる」が大事です。乗ってみれば、次からは自分の基準で選べるようになります。


次の記事では、東京湾のタチウオ釣りについて解説する予定です。

――ふねオジ

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